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書評というほど立派なものではないブログ

読んだ本について徒然と書いていきます。正直こんなブログよりも本の方を読んでほしいので内容には詳しくは触れません。書評というほど立派なものは書けませんが、軽い気持ちで楽しんでいただき、気が向いたら実際に本を手に取っていただければ幸いです。

渡部信一『ロボット化する子どもたち』

 

ロボット化する子どもたち―「学び」の認知科学 (認知科学のフロンティア)

ロボット化する子どもたち―「学び」の認知科学 (認知科学のフロンティア)

 

 

ロボット開発、高度情報化社会、自閉症児などを題材に20世紀型の「教え込む」教育観の限界を示すとともに、21世紀型の新しい「学び」の方向性を提示しようとする本。一見関係性の薄そうなこれらの題材だが、読み終わってみると「学び」に対する理解が少し深まったような気がする。ただ、一つ一つのテーマやその理論的背景ついてはそこまで詳しくは触れられていないし、教科書のように一つの分野について体系的な知識が得られるわけではない。これこそ著者の言う「しみ込み」型の学びだろうか、といったメタなことを考えてしまった。

一億総教育評論家」とも言われるように、私たちは自らの経験から教育を語ってしまいがちだが、こういう本を読んで少し深く考えてみるのも悪くないかもしれない。