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書評というほど立派なものではないブログ

読んだ本について徒然と書いていきます。正直こんなブログよりも本の方を読んでほしいので内容には詳しくは触れません。書評というほど立派なものは書けませんが、軽い気持ちで楽しんでいただき、気が向いたら実際に本を手に取っていただければ幸いです。

羽生善治入門(羽生善治『闘う頭脳』)

将棋界の第一人者である羽生善治三冠の執筆した記事や著名人との対談、観戦記者等の記事が収録された本。元々の掲載媒体も様々で、7冠独占を達成した20年ほど前のものからつい最近のものまで時期的にも様々なものが収録されている。

 

羽生三冠は将棋界の第一人者としての枠を超えて様々な場面で対談や講演等を行っておりその内容は各種メディアで取り上げられることも多いため、著者や将棋界にある程度関心のある人にとっては本書に特に目新しいところはあまりない。逆に著者の言動に今まであまり関心のなかった人や、様々な世界の第一人者の言葉から示唆を得るのが好きな人にとっては有意義な本といえると思う。(とはいえ著者は新書等も執筆しているためそちらを読むの方がよいかもしれないが)

 

収録された記事の年代がさまざまであるため、昔の著者の棋譜を並べながら本書を読むと著者の考え方の変遷などが深くわかって味わい深く面白いかもしれないが、そこまで味わうためにはとんでもなく高い棋力が必要な気がする。今まで著者に興味がなかった人が著者の人となりを知るために読む本であろうか。

 

 

羽生善治 闘う頭脳 (文春文庫)

羽生善治 闘う頭脳 (文春文庫)