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書評というほど立派なものではないブログ

読んだ本について徒然と書いていきます。正直こんなブログよりも本の方を読んでほしいので内容には詳しくは触れません。書評というほど立派なものは書けませんが、軽い気持ちで楽しんでいただき、気が向いたら実際に本を手に取っていただければ幸いです。

「映像の世紀」と「新・映像の世紀」

本ではないが、去年見てなんとなく感じていたことを言葉にできたのでメモ代わりに書き留めておく。

 

一言で言うと、「映像の世紀」は映像それ自体が目的であり、「新・映像の世紀」は映像がメッセージを伝えるための道具として用いられている。もっとも、「映像の世紀」は単に「こんな映像があった!」というだけにとどまらずその映像が撮影・作成された背景についても語られ、単に20世紀の歴史というだけではなく映像によって記録されるということそれ自体も一つのテーマとなっていおり、何度見ても新しい発見がある。一方「新・映像の世紀」は構成や音楽こそ「映像の世紀」に似ているが、伝えたいのであろうメッセージがちらついて「映像の世紀」と比べて少し安っぽく感じられた。事実を持って語らせるという「映像の世紀」の手法こそメディアがとるべきだと思うのは、懐古趣味であろうか。

 

(「新・映像の世紀」が伝えようとするものも別に軽薄なものではなく、むしろ目を背けてはいけない内容だとは思うが)